【映画レビュー】思わず一人拍手喝采。「きっと、うまくいく」は、今、全ての人に見てほしいインド映画

最近、家で映画を見まくっています。2ヶ月で100本近く見ましたが、ここまで笑って&泣いて&感動した映画はありませんでした!

「きっと、うまくいく」は、2013年公開のインド映画。3時間弱という長い尺にも関わらず、一気観できるテンポの良さといったら。友情・家族愛・社会問題…インドのリアルを見事に詰め込んだ、爽快な1本です。

この映画は、インド最高峰の工科大学に入学した3人のエンジニアの卵の友情を描いたストーリー。

真ん中にいる黄色いTシャツを着た男性が、主人公ランチョーを演じるアーミル・カーン。「人生とは競争だ」が当たり前のインドで、自分の信念を貫き「自分は本当は何をしたいのか。そして何ができるのか」を常に問い続けている姿に心が揺さぶられます。

インドは、古くから競争社会が根付いた国。生まれてきたときから親は子供に、「エンジニア」or「医者」の2択を熱望しています。そう、インドって、常に競争社会で勝ち抜くことが求められている国なんですね。小さい頃から猛烈に勉強して、ライバルを蹴落とし続けなきゃいけない人生なんて。心が折れるに決まってる。事実、そのプレッシャーから、90分に1人という短いスパンで自殺者が出ているそうです。そういったインドのリアルな悲劇も、この映画はズバズバ取り上げています。

映画の中でも2人の学生が自殺してしまいますが、そのうち1人は奇跡の生還を遂げます。それが写真右・ブルーのTシャツを着たランチョーの親友。植物状態&16ヶ所骨折という大病を負いながら、少しずつ回復していくシーンはほんとうに感動します!ここ、一番号泣しました。親友のために苦労を惜しまないランチョーのやさしい姿に、心が清められます。

そして、この映画は着地点が見事!「ああ。最後はこうなるだろうな…」という水戸黄門感はありますが、圧倒的ハッピーエンドのクライマックスに幸せがあふれます。

途中、インド映画あるある歌って踊るシーンは、1人で大爆笑。とにかく明るい。そうそう、インド映画はこうでなくっちゃ!

コロナ禍で暗い日々が続くなか、最高に元気をもらえる映画だと思います。辛い時、何度も見返したくなる名作がここにありました。

最後に、この映画の名言集をピックアップ。

「心はとても臆病だ。マヒさせる必要がある。困難が発生した時には、こう唱えるんだ。AAL IZZ WELL(アール・イーズ・ヴェール)=きっとうまくいく!」

「成功ではなく、優秀さを追求しろ。成功は自ずとついてくる」

インドの国宝級俳優アーミル・カーン。あのビル・ゲイツがインドまで足を運び「会いたい!」といわしめたのも納得です。

 

話は変わますりが・・・

最近、ミサイル問題がさらによく話題に上がりますよね。

日本はミサイルが飛んできても逃げ場がないのが現状。

核シェルターの値段が気になって、いろいろ調べています。

参考になるページがこちら。
個人用核シェルターの値段は200万円台!?人気メーカーをCHECK

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です