富士山世界遺産センターで富士山の神様について学ぶ

新年あけましておめでとうございます(…って、かなり遅くなりました(^_^;))。今年も、皆様にほっこりしてもらえるような旅の情報を届けできるよう、微力ながら頑張ります。よろしくお願い致します^^

さてさて、トラベルジェイピーで本年1本目に書かせていただいたのが、山梨県にある富士山世界遺産センターの記事。昨年末、同じ名前の施設が静岡にオープンして話題になりましたが、山梨の施設はそこより1年ほど前にリニューアルオープンしました。

ここで感動したのが、世界最古の富士山の神様の像。今から1,000年ほど前、平安時代(11世紀中頃)に作られたそうです。実はこちら、本物そっくりに作られたレプリカ。

どう見ても、レプリカに見えない繊細な造り。

本物は、山梨県南アルプス市の荏原浅間神社に秘蔵されているため、神主さんですら拝めないそうです。そのため、3Dプリンターを使ってこの像が作られました。木のひび割れまでも忠実に再現されていて、樹脂のはずなのにどうみても木製!すごい!リアルに着色されていて、驚きました。

像の特徴としては、上にいるのが薬師如来坐像。下には女神像が3体。これは神様と仏様を1つの像で表した神仏習合の像を意味しています。当時は、今と違い仏教の仏様も神道の神様も分け隔てなく同じように「尊いもの」として拝んでいたんですよね。

なぜこんな像が作られたのかというと、「こうまでしないと、噴火を繰り返す富士山の火の怒りを沈めることができない」と人々が考えたから。富士山は愛でるもの…というより、激しくて恐ろしいものだと考えられていた、というのがわかりますね。

そんな風に、富士山をディープに学べるのが、山梨の富士山世界遺産センター。目からウロコの連続でしたので、登山前後に立ち寄ってみるとさらに富士山を楽しむことができますよ!

詳しくはこちら↓↓↓
山梨・富士山世界遺産センターで知るディープな世界!

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