京都・祇園の“はんなり”美味しい朝ごはんのお店「ろじうさぎ」

京都好きの間で、
「おいしい朝ごはんがある!」
と話題だった「ろじうさぎ」さん。

以前から気になっていたお店なんですが、
年末の取材時に行ってきました。

お店の場所は、京都五花街の一つ、宮川町の路地裏にあります。

静かな京町家の風景を愛でながら、お店へ。
路地裏中の細い小道を進んだところにあるので、初めてだと分かり辛いかも。

「恵比寿神社」のすぐ近くにあるので、
目印にして行くと見つけやすいかと思います。

お店の入口には、メニューや写真がずらり。
赤い暖簾が風になびいています。

ガラガラ……。引き戸を開けて店内へ。

お店の中は、初めてなのにどこか懐かしい雰囲気。
名入れされた京うちわが、いかにも京都らしさを醸しています。

店内にこぼれる光も、やわらかではんなり。
ゆっくりと流れる時間がお部屋全体を包み込んでいます。
ここだけピタッと時間が止まっているみたい。不思議!

お店の一角には、京都らしい髪飾りやお茶が売られていました。


舞妓さんの写真もいっぱい!みなさん、美しい…。

そんな「ろじうさぎ」さんでいただける朝ごはんがこちら。

・京都の朝ごはん 950円

オプションで、
焼き魚を塩サバにしたり塩鮭にしたり、
豚汁やかす汁、冬はお雑煮に変更できます。

京都ですから、やっぱりシンプルなおばんざいの朝ごはんが良いですよね。

今回は、「京都の朝ごはん」の焼き魚を塩鮭にチェンジしました。

お膳に、ごはんと熱々の焼き魚、お味噌汁、だし巻きたまご、副菜2品が並んでいます。

柚子の風味が香る白菜の煮浸し、手作りのお漬物。
上品なお出しがきいた、ふわふわだし巻きたまご。
粒立ちの良いほかほかご飯。
優しい味のお味噌汁。

ぱっと見派手さはないけれど、
1つ1つが丁寧に作られていて
体が喜ぶ味わいです。

静かな店内に響く、包丁のトントン音。
お味噌や焼き魚の香ばしいかおり。

コロナで負けそうな気持ちを
少し前向きにさせてくれた、幸せな朝ごはんでした。

「ろじうさぎ」さんはお母さんとスタッフ、少人数で切り盛りされています。
注文してから出てくるまで、けっこう時間がかかるので
時間に余裕を持ってお出かけください。

京都の丁寧な朝ごはんをゆっくり楽しみたいときに、
ぜひ行ってみてくださいね。

みき

朝ごはんの時間は朝8時から10時30分まで。コロナで席数を減らしているので、予約は必須ですよ!

■ろじうさぎ
・住所 京都府京都市東山区下柳町176
075-551-0463
・URL https://ameblo.jp/cafe-rojiusagi/

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