カオサン熱海が超おトク!最高級ランク米の朝食、夜のお茶漬けまで無料

カオサンは、都内や関西で展開する格安ホステル。その中の一つ、カオサン熱海は全室オーシャンビュー。しかも天然温泉付きで、朝食や夜食のお茶漬けまで無料でついてくるという超ハイスペックなホステルだ。熱海に泊まる費用を抑えて、その分美味しいものをいっぱい食べたい!という方には最高の宿になるはず!

カオサン熱海の場所は、熱海駅から歩いて約10分。ホテルから駅まで向かうとき下り坂、逆に駅からホテルまで向かうときは上り坂がずっと続く。熱海駅で夕食を済ませてホテルまで歩くと、それだけでいい運動になる。

道はクネクネしているものの、とってもシンプル。ちなみに駐車場は先着順で停められる(4~5台分)。駐車料金も無料なのが嬉しい。ただし壁面の崖が1ヶ所飛び出ているところがあるので、車を停めるときにはガリッといかないよう注意が必要だ。

カオサン熱海は「祭り」をイメージしていて、フロントやロビーは、赤を基調にした内装。ロビーからの景色もすごい!

お祭りモード全開!ホテルなのに、なぜかワクワクが止まらない。本当にお祭りが始まりそう…。

チェックインの手続きをしていると、さり気なく飲みごろのお茶を出してくれる。なんだ、この高級旅館のような 心遣いは!

おやつやカップヌードル、アイスクリームもフロント横で購入可能。このコーナーもお祭り感があって楽しい。

エレベーターに乗って客室へ…。と思ったら、壁には英語を日本語に訳したカードがぎっしり貼られていた。こういう即使える日本語の訳は、外国人には嬉しいはず!

カオサン熱海は、温泉旅館・ホステル・ゲストハウス、どれも兼ね備えたニュータイプの宿泊施設。やっぱり外国人のゲストがほとんどなのだろうか?と思いスタッフに尋ねてみると、平日だと日本人が6割、土日だと日本人がもっと多くなるとか。意外と日本人のゲストが多いようだ。

客室へ続く廊下は清潔感があってカラフル。

いよいよ客室へ!今回は平日の利用でお値打ちだったこともあって、一番グレードが高い部屋を予約してみた。

カオサン熱海は温泉旅館をイメージしていて、基本的に客室はほとんど和室。1室だけベッドルームになっていて、ここはベッドが4つ置かれていた。一瞬「はて?」と疑問に思ったが、2人だったら好きなベッドに寝られる。いびきをかく彼と距離を置くこともできる!

パリッとした清潔なシーツ、心地良い硬さのマットレス。平日の利用だったが1部屋1万円を少し切る値段で利用できるとは。賞賛を送りたくなる部屋だった。ちなみにマットレスのシーツは自分で敷く。このくらいはお安い御用だ。

室内には大きなメイクもしやすい鏡台。棚を開けると、浴衣などが入っていた。アメニティ(歯ブラシ・ヘアブラシ・ひげそり)は客室に備え付けられていないので、受付でもらっておこう。

洗面台も広くて大きい!

トイレも普通にウオッシュレットつき。

カオサン熱海だけの嬉しいサービスが、夜食用のお茶漬けが無料で食べられること。セルフサービスだが、小腹が空いたときには本当にありがたい。飲んだ後のシメにぴったりなお茶漬けが無料だなんて、それだけでもワクワクする。

そして翌朝の朝食も無料!(朝7時から9時まで)

「朝食が無料」という響きだけでも有り難いのだが、本当にすごいのはここのお米が最高級米だということ。カオサンのマネージャーの実家は島根で農家を営んでいるらしく、そこで作っているお米をここで食べることができるのだ。「このお米、地元の農協におろすときは、いつも最高級ランクなんですよ」とスタッフの人が教えてくれた。

1粒1粒がしっかりしていて、甘みがある。

しかも、おかわり自由という奇跡!ゲストだけが許される、島根の最高級米でお腹を満たすという幸福感をぜひ味わって欲しい。

美味しいのはお米だけではない。目玉焼き&ウインナーはスタッフが目の前で焼いてくれるからアツアツ!

でも、どうしてこんなサービスを行っているのか?
カオサン熱海は熱海の中でも高台に位置しており、周辺にコンビニなどがない。それだとゲストに不便をかける…ということで、この朝食(お茶漬け)無料サービスを行っているのだ。

カオサン熱海が追い求めるのは、安心できる環境をゲストに提供することなのかもしれない。安いから、という理由だけで泊まると、かゆいところに手が届くサービスに驚くだろう。

そしてもう1つ、カオサン熱海を推したい理由がお風呂。清潔感があって、シャンプー類もPOLAを使用。

天然温泉の大浴場は、15時から23時、7時から9時まで利用できる。

脱衣所に温泉分析表があるように、ここは本物の温泉だ。伊豆山温泉の歴史は古く、源頼朝が戦に出る前に湯治として浸かったとも言われている。泉質はカルシウム・ナトリウムー塩化物泉。pH7.8の中性のお湯だ。

このお湯が実にいい!源泉温度が75.2℃と高温湯のため加水しているのかは謎だったが、塩素臭は一切なく源泉かけ流しのような温泉。湯口から源泉の量を調整しているのかもしれない。美肌成分メタケイ酸も100近い数値を出しており、体を温める効果が高い上にお肌がしっとりする。

3Fには写真撮影にぴったりなテラスが!

カオサン熱海は、絶景と温泉、無料の朝食サービスまでついたコスパ最強の宿だ。通常のゲストハウスとして旅人同士の交流で使うのももちろん良いのだか、普通のホテルとしての機能も随一といえるだろう。しばらくは熱海の定宿になりそう!

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