ちょっとひと息つきたいときに。コーヒーだと刺激が強すぎるし、お水だと物足りない…。私が一番飲みたくなるのは日本茶です。
静岡に移住して一番変わったのは、よくお茶を飲むようになったことかもしれません。
埼玉から静岡へ移り住み早5年。1年中、お茶を体に取り込む暮らしが染み付いたんだと思います。
特においしい新茶の季節が始まると、自然に心も体もワクワク。お茶屋さんの軒先から、爽やかで香り高い新茶の香りがすると、立ち止まって深呼吸したくなります。
そんな新茶のおいしさを知ってしまったからには、もっと多くの人に「新茶の魅力」を知って欲しい!
…ということで、お茶好きはもちろん、そうでない人もお茶の魅力にハマる「星野リゾート 界 遠州」の新茶プランについて、総支配人 嶋本さんにリモート取材させていただきました。
毎年、新茶のこの時期しか楽しめないプランとは…!?
お茶の魅力に迫ったら、もっとお茶が好きになりました~!←単純か。笑^^
「新茶いっぷく滞在」とは?
星野リゾート 界 遠州が、毎年、新茶の時期だけ行っている期間限定のプラン。
2021年は、5月15日から6月30日までの約1ヶ月半、開催されます。
内容は毎年アップデートされていますが、
2021年はこうなっています!
その1.新茶のウエルカムドリンク
地元の「つゆひかりの新茶」を使った冷茶が用意されます。このお茶は浜松にある「太田園」さんのお茶。「つゆひかり」は渋みが少なくて飲みやすく、お茶の色・エメラルドグリーンも鮮やか!しかも、通常のお茶より高価です(ちょっと得した気分になりますよね)。
みき
その2.新茶の利き茶体験(新茶はどーれだ?)
界 遠州では、季節を変えてご当地楽を楽しめますが、「新茶いっぷく滞在」では、利き酒ならぬ「新茶の利き茶体験」ができます。
この体験は、最初に新茶の特徴を聞きながらお湯出しでお茶を楽しみ、その後で、3種類のお茶の中から「どれが新茶か当てる」というもの。
みき
その3.新茶とお菓子のペアリング♪ 煎茶ヌーボーセット
「新茶いっぷく滞在」のメイン。茶畑に席を作って、約45分貸し切りで新茶のペアリングを楽しめます。
去年は3種類のお菓子が用意されましたが、
今年は5種類に増えてパワーアップしました♪
ちなみに、今回使用するのは静岡市でとれた本山茶。
(この本山茶は徳川家康が晩年に愛飲していた銘茶です)
本山茶の新茶を「浅蒸し・中蒸し・深蒸し」にしたものを使って、それぞれのお茶に合うお菓子とのペアリングを楽しみます。
みき
味の違いをざっくり言うと、こんな感じです。
「浅蒸し」…あっさりとした味わい。甘みの余韻が残る。
「中蒸し」…甘みはそれなりに残るけれど、渋みも加わる
「深蒸し」…まろやかでコクが深い。
嶋本さんに送っていただいた写真がこちら。一見、ワインみたい。おしゃれですよね♪
お菓子の詳細は、こちらになります。
抹茶のわらび餅:黒蜜入りのもちもちしたわらび餅。
干菓子:口の中で溶ける上品な甘さの砂糖菓子。
茶游里:浜松茶と十勝小豆のほろりととろける、
川根の柚子羊羹:お茶の里、静岡県川根地方の柚子を使った、
煎茶のブリュレ:煎茶のブリュレに抹茶をかけ、
新茶の香りはとっても繊細。揮発性が高いので、たとえお茶のパックに入れても6月末には、新鮮な香りが飛んでしまうのだとか。
だからこそ、この時期、ここでしか楽しめない「新茶いっぷく滞在」は、とーっても魅力的なプランなのです。
さらに、八十八夜(2021年は5月1日)につみとられたお茶には、1年間無病息災で過ごせるという言い伝えも。実は、界 遠州のティーセラーにも、「新茶いっぷく滞在」の間だけこのお茶が登場します!
縁起物の新茶を飲んで、健康祈願。良いですよね^^
いつでもどんなものでも、すぐ手に入る現代だからこそ、旬の味とエネルギーに満ちた新茶を多くの方に楽しんでもらいたいな~と思うのでした!
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